侍魂の金視点

令和に生きる武人(もののふ)のつぶやき

幸せは失って初めて気付くもの

いつも一緒にいる人がいる

大切で大好きで、絆を育みあった人

まるで空気のように、そばにいて当たり前な存在である人

 

そんな人が突如としていなくなった時

僕たちはとんでもない幸せと共にあったことに気付くんです

 

長く夜勤をしている私は夜明けに帰ります

空気の動きさえ感じられない、耳にうるさい程の静けさの部屋

 

幾度泣いたことだろう

 

悲しみの中、眠りに落ちて

ふと目覚めた時

風と街の音だけが通り過ぎていく孤独

 

幾度泣いたことだろう

 

病院でどんな辛い目にあっているのか

一人で命の危機と闘っているのか

もしかしたら…

 

幾度泣いたことだろう

 

静寂じゃない、大好きな人の声が聞こえる部屋も、ナースコールが鳴らない部屋も、口喧嘩する相手がいることも、とてつもない幸せなんです

 

大切な人に何かあった時、人は悲しみに暮れる

人は生きているだけで誰かを幸せにしている

平凡な日常という素晴らしい贈り物をしながら

 

それどころではない

 

人は元気でいるだけでとんでもない幸せを誰かに与えている

私も、あなたも必ず誰かを幸せにしている

 

無事な退院、心から祝福します

今後も幸多からん事を祈ります

 

 

何という幸せ 

Whisper Version          作詞、作曲侍魂

 

今日は君が家に帰ってくる

久しぶりのご帰宅だ

突然君は入院した

長い長いお見舞いの日々

 

あっ!そうだ!!

家の掃除をしなくちゃ!

一人じゃ何でもよかった

ご飯も頑張っちゃおう

 

嗚呼、何て幸せなんだ

今日からは静寂じゃない

君の声が聞こえる部屋

嗚呼、何という幸せ

 

 

今日はお家に帰れる

ポカポカの笑顔準備しなきゃ

みんな心配かけたね

沢山の愛をありがとう!

 

あっ!そうだ!!

よっちゃんシャツ着なくちゃ!

あなたの温かいコーヒー

楽しみに帰るわ

 

嗚呼、なんて幸せなの

点滴もブザーの音も無い

懐かしいお家の匂い

嗚呼、何という幸せ

 

 

嗚呼、なんて幸せなんだ

小言をいう相手がいる

色々あっても二人は一つだ

嗚呼、何という幸せ


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ありがとう