すぐ怒る人の心理を考察する
おはようございます、現場の安全注意事項が熱中症に注意せよという物に変わり、夏の到来を感じている侍魂です
今年も作業中はマスク着用が必須の建設業
私はコロナ前から埃を避けるためにマスクしていたから何とも思いませんが
『目覚めている』と自称する人々からは蔑まれるのだろうなあ
暑い時期のマスクは更に要注意ですね
さて、自分の周りにすぐ怒ったりイライラしたりする人っていませんか?
一人くらいは必ずいると思う
特に建設業などには多いような気もする
これはあくまで私の感覚ですが、怒りの感情ってのはとても重要です
それは自分を知るために
何をされた時に怒りを覚えるか、どの程度で冷静さを失うか、己の心の許容枠を知る上でとても大切な感情です
しかしそれを周りにぶつけるか否かは別問題です
その怒り、本当に必要なものだろうか?
この問題を金視点で読み解いてみる
そもそも怒りの正体とは
ある心理学者の著書にこう記してあった
怒りとは何かを達成するための手段であると
多くの場合、人は自分の理想が叶わなかった時に怒りを覚える
時には相手が天候だったり自然界だったり、人間の努力ではどうにもならない物に怒りを覚える時もある
しかし大多数は人に対して怒りの感情を抱くのではないだろうか
その時どんな心理が働いているか
それは自分の意のままに相手を支配したいという欲の現れです
思い通りに人が動かないから怒るのですね
いくつか例を取り上げて考えてみよう
パターン① 威嚇
これこれ、ヤンキーとか反社会勢力の方々がよくなるやつね
テメー何見てんだよ!?みたいな
声を発しても発しなくても、周りに強い視線を送ることで自分の強さをアピールし服従を強要しようとする欲の現れです
怒りの表情や声色、それらを用いることにより自分が優位に立つという目的を果たす為の手段として利用している
パターン② 不機嫌
私は建設業ですのでその中で例えると
例えば何か指摘されたとして、是正の指示をされた時など不機嫌になる事がある
他にも不機嫌という怒りの形相を利用して自分に話しかけるなというオーラを振り撒いてみたり
何も文句など言わせんぞ、言う余地など無いぞアピールをするために怒りを利用するパターン
パターン③ 正当性主張
これは自分の仕事、または言動は正しいというのを主張する為に自分より弱い立場の者を叱責するものです
これにより自身は正しいという雰囲気を作り出すと同時に周りに指摘や反論が出来ない空気を作り出す
私の拙い経験から考察すると、これをする人は自分の作業クオリティーに絶対の自信が無い
もしくは自分が未熟であることを隠さんが為に不機嫌という怒りを作り出し利用しているように思う
総括
以上私が生活する上でよく感じる怒りのパターンです
人間ってのは総じて愚かしく未熟者です
私もこういう怒りの感情や言動を選んでしまう事もある
未熟だからこそ人として成長せんが為に不本意な事象が起きるし、そういうものを経験しながら人は器を大きくしていく
すぐにイライラしたり怒ったりする人は、他人に強く依存して生きている人です
その日が良い日になるか否かは周りの人が自分の理想どおりに動いてくれたかどうかにかかっている
即ち1日の良し悪しは人次第ってことだ
だから自分で自分を幸せにする能力や器もなく、不本意な事があればすぐに人のせいにする
しかしながら怒りのシステムやどう使われているか、それを知っているか知っていないかで意識も生き方も言動も変わり、果てには人生が変わる
怒りの行動ってのは説明や意志疎通、それらの全てを無精して人を自分の望むように動かそうとする最も幼稚な手っ取り早いコミュニケーションです
もちろん我慢できない怒りってのはある
しかし頻繁に激情していては自分の器の大きさの限界を頻繁に公言しているようなもの
常に怒りをぶつけられた人の気持ちを考え、冷静に客観的に建設的に物事を捉えられるような目と器と感性を養いたいですね
※私の私的な考えなので鵜呑みにせず騒がぬよう宜しくお願いつかまつり候
植物ってのは偉大だね
文句も言わず怒らず、置かれた場所で精一杯咲いている、それだけで美しいんだから