幽霊でも何でもいい、出てこい
皆様お疲れ様です
夏、怪談話の季節ですね
いつもYouTubeで稲川淳二さんの怪談を聴いては滑舌の悪さに笑っている侍魂です
私は十数年程前に職人兼セールスドライバーみたいな仕事をしてました
簡単に言うと、部材をトラックで運送し機材を組み立てて中古品を引き取る仕事です
めっちゃ持て囃されて各地から指名を頂くようになりましたが、激務でストレスが激しくて病んでいた時期がありました
そんな時期、私の子守唄はYouTubeで拝聴する日本昔話でした
IT音痴の私ですが、YouTubeだけはパソコンで操作できるのはこういった経緯からです
そろそろ赤子が8ヶ月になる今、色んな物語を見せるに当たり、そんな過去は多いに役に立つものです
日本昔話は子供向けですが、本当にそうなのかと驚くような話も多数あります
一切の救いが無い話とか(笑)
なので当記事では夏に相応しい日本昔話を紹介すると共に、現代版としてリメイクしたらどうなるか
お侍様の見事な想像力を駆使して考察する
船幽霊
この物語は漁などで海を航行していると、どこからともなく『柄杓を貸せ』と声が聞こえ
海からいかにも怪しげな手が伸びてくる
そして柄杓を手渡そうものなら、それを使い少しずつ海水を船の中にぶちまけていき遂には沈没させてしまうという怪談物語です
柄杓の水で船を沈没させるなんて何時間かかるんだと思ったりもしますが、そこは大人として寛大に見よう
対策としては、底の抜けた柄杓を渡すことらしい
なんぼ海水を汲もうとしても底が抜けているので水をすくえず、船幽霊は消え去るそうです
よりによってこの物語をチョイスしたのは、海無し県故の嫉妬ではありませんのでそこんところ宜しく
現代版船幽霊
まず、現代の船で水を溜めただけで沈没してしまうのはどんなものがあるのでしょうか
大型船やフェリーはまず無理ですね
大雨の中でも航行できるようになっていますから、排水設備はしっかりしている
そしていかに手を伸ばそうとも海面から船のデッキまでは何メートルもの高さがある
全く届くものではない
故に小型船に限られる
今の時代、柄杓など搭載している船はない
なのでポンプをよこせとなるだろう
ポンプを渡してもそれだけでは何の意味もない、次はホースをよこせとなる
しかしここで柔らかいサニーホースを渡そうものなら稲妻のような突っ込みが入る
そんな折れてしまうホースではダメだ、サクションホースをよこせと
それだけではない、ホースとポンプを縛るパワーロックバンドが必要だ
もしもなければ針金とシノが必要だ
これでもまだ終わりではない
次は電源だ、4相の200ボルト電源をよこせと言われるだろう
こんなことをしていたら時間ばかり取られて全く尺が足りない
起承転結の「承」の部分で終わってしまい、日本昔話史上初の二話構成になってしまう
斬り結び
初めに謝っておきます
当記事はいつもに増してお読み頂いても何の学びもございません(笑)
しかし育児記事という事で多めに見て下さい
お詫びとしてここに私史上一番考えさせられ恐怖を感じた話を共有します
それでは不安定な天候や熱中症にお気をつけ下さいね
可憐な花よ、雨風に負けずに生を全うせよ‼️